緊張と感話 【太田 幸典】

感話デビュー
そんな言葉があるかどうか分からないが、来年は是非どこかで…
という気持ちが沸々と湧いてきた。

ohta2と昨年末、facebookに書き込んだところ、早速、1月には玄照寺(真宗大谷派)さん、2月には第四回真宗合同布教大会にて感話をする機会をいただいた。
すると、まわりの人たちが「緊張するでしょう?」と声をかけてくださるのですが、あいにく僕は緊張しないんです。
人前で話をすることが仕事だから…といわれれば、それまでなのですが、僕なりに緊張しない理由を分析してみました。
僕は身長176cm、体重65Kg…これ以上でもなく、これ以下でもないのです。つまり、ピッタリと自分のサイズに合ったことをしようとすると常に平常心でいられます。しかし、少しでも自分を大きく見せよう!良いカッコをしよう!とすると平常心は消え失せます。それと、あらかじめ準備した原稿を読むとき、間違ってはいけないと思うので緊張してしまうんです。
だから、感話デビューとなった1月の時は「平成12年17歳の犯行」「お正月に富士山登山」「大峯山」「阪神タイガーズの優勝」だけ、2月は「悲しみ、怒り、恨みから報恩感謝へ」ということだけ記憶してお話をさせていただきました。

そんな僕でも、とても緊張するときがあるんです。それは今から授業をするというのに、まったく予習ができていないという夢を見たときです。
まぁ、これは当たり前ですね。

【執筆者はこちら】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です